目次
ゲームディレクターは未経験でもなれるの?現役ゲームディレクターが解説
どうしたらゲームディレクターになれるか知りたい。
こういった疑問を解消します。
✔︎本記事の内容
- ゲームディレクターは未経験ではなれない【結論】
- ゲームディレクターになる具体的な方法は2つ
- 未経験からゲームディレクターになった話(体験談)
✔︎記事の信頼性
この記事を書いている私は、一部上場企業のゲームプランナーです。
ゲームプランナーとして経験を積み、現在はディレクターとして中規模タイトルの進行管理・企画・仕様作成を行なっています。
ゲーム業界を志す中で、ゲームディレクターを目標にする人は多いですよね。
本記事では未経験でゲームディレクターになれるのか、ということからゲーディレクターになる具体的な方法を2つ紹介します。
読み終える頃には、ゲームディレクターになる道筋がわかりますよ。
ゲームディレクターを目指す人はもちろん、漠然とゲーム業界に憧れがある人も読んでみて下さいね。
ゲームディレクターは未経験ではなれない【結論】
結論、未経験ではゲームディレクターになることができません。
なぜなら、ゲームディレクターはゲームプランナーの上位職であり、ゲームプランナーの基礎スキルが必須だからです。
ゲームプランナーの業務から、ゲームプランナーが担当する各セクション(仕様・設定・データ・デバックなど)の業務内容を把握していることはもちろん、クオリティの担保まで行わなくてはならないため、ビジネススキルとは別に業界独自のスキルも必要になっていきます。
では、どうしたらゲームディレクターになることができるのか。
次の章で具体的な方法を2つ紹介します。
関連記事 ゲームプランナーに才能はいらない!才能がいらない理由を論理的に説明
ゲームディレクターになる方法は3つ
ゲームディレクターになる方法は以下の3つ
- ゲームプランナーから昇進
- 別業種でプロジェクトマネージャー・ディレクター経験を積む
- 専門学校で学ぶ
ひとつひとつ具体的に解説していきます。
方法①:ゲームプランナーから昇進(王道パターン)
王道中の王道ですが、まずはゲームプランナーへ転職をして経験を積んだのち、ゲームディレクターに昇進するパターンです。
期間は企業によってまちまちですが、相場は1年から3年とされています。
ゲームプランナーの業務は社会人経験の有無が大きく影響するため、社会人経験が3年以上であれば1年、新卒なら1年から3年かかると認識しておけばいいでしょう。
関連記事 ゲームプランナーのキャリアプランは?現役ゲームプランナーが解説
方法②::別業種でプロジェクトマネージャー・ディレクター経験を積む
2つ目は別業種で類似業務である、プロジェクトマネージャー・ディレクターの経験を積んでから、ゲーム業界に転職する方法です。
ゲーム業界に転職後、数ヶ月から1年もあればゲームディレクターになることができます。
筆者はエンジニアとしてプロジェクトマネージャーの経験があったため、ゲームプランナーとして転職後、5ヶ月でゲームディレクターに昇進することができました。
基本的なディレクションスキルさえあれば、ゲーム業界全体の流れ、プランナーの業務把握(全てできる必要はない)ができれば、ゲームディレクターになることができます。
方法③:専門学校で学ぶ
実はゲームディレクターになるには専門学校を経由する方法もあります。
専門学校で学ぶことでスキルが身につくことはもちろん、いきなり大手のゲーム会社に就職できる可能性も高くなります。
学生や20代のフリーターの方は候補に入れてみると良いでしょう。
筆者が18歳からやり直せるならアミューズメントメディア総合学院のゲームクリエイター科に通って、スタートダッシュをします。
ゲームディレクターに必要なディレクションを学べる上に、在学中は実際にゲーム作成を体験できるのも魅力的です。
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未経験からゲームディレクターになった話【経験談】
最後に筆者がゲームディレクターになるまでの体験談をお話します。
- ゲームディレクターになるまでの期間
- ゲーム業界に入るために利用した転職サービス
- ゲーム業界研究に使用した書籍
ひとつひとつ具体的に紹介していきます。
体験談①:ゲームディレクターになるまでの期間
ゲームディレクターにはなるまでに要した時間は、計8ヶ月です。
内訳は以下の通り。
- 業界研究1ヶ月
- 転職活動2ヶ月
- ゲームプランナーとしての業務5ヶ月
あえて小さいゲーム会社に焦点を絞り、これまでの社会人経験を盾に駆け上がりました。
自分がプレイ経験のあるゲームタイトルを担当することで、ゲームの仕様を覚える期間を飛ばせるので、事前にプレイするor転職活動中にやり込むのがおすすめです。
体験談②:ゲーム業界に入るために利用した転職サービス
業界未経験からゲーム業界に入るために利用したサービスは以下の2つ
- マイナビジョブ20’s(転職エージェント)
- レバテックキャリア(転職エージェント)
- リクナビNEXT(転職サイト)
特に『マイナビ20’s』には大変お世話になりました。
エンジニアとして働きながらの転職活動だったため、手の回らないところは全て転職エージェントに賄ってもらいました。
具体的にサポートしてもらったのは以下の3つ。
- 求人探しサポート
- 履歴書・職務経歴書作成
- 書類の送付
担当者と面談や電話でゲーム業界についてブレストすることで、埋まらなかった情報や認識がズレていたギャップ部分が埋まったの大きな収穫でした。
関連記事 ゲームプランナーになりたい人へおすすめの転職エージェントと転職サイト
体験談③:ゲーム業界研究に利用した書籍
未経験からゲーム業界に入るために必須なのが『業界研究』です。
筆者が内定までに業界研究で利用した書籍は以下の3冊。
①②でゲーム業界全体からゲームディレクターになるために経験するゲームプランナーについて学び、ゲームプランナーとして活躍するために論理的思考能力が必要なので③を読みました。
特に③は読んで良かったと今でも感じています。
ゲームプランナー・ゲームディレクターに必要なスキルが身につくことはもちろん、書類作成や面接にも活かせることが多く吸収できました。
なお、③はAudibleというAmazon社が運営しているオーディオブック配信サービスの無料体験を利用することで無料で手に入れることができるので是非試してみて下さい。
無料体験で解約した場合でデータが手元に残るので、いつでも聴くことができますよ。
人気記事 Audibleの無料お試しとは?安全に利用するための注意点は4つ
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まとめ:ゲームディレクターは未経験ではなれないが敷居は高くない

いかがだったでしょうか。
結論、残念ながらゲームディレクターは未経験ではなれません
しかし、行動を起こすことでゲームディレクターになれる可能性は十分にあります。
✔︎ゲームディレクターになる方法
- ゲームプランナーから昇進
- 別業種でプロジェクトマネージャー・ディレクター経験を積む
- 専門学校で学ぶ
『ゲームディレクター』と聞くと雲の上のように感じるかもしれませんが、実はゲームプランナーとして働けば遅い人でも3年ほどでゲームディレクターになることができます。
ゲーム制作を仕事にしたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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