目次
ゲームプランナーに必要なスキルは3つ!現役ゲームプランナーが解説
持っていると活躍できるスキルも知りたいな。
こういった疑問を解消します。
✔︎本記事の内容
- ゲームプランナーに最低限必要なスキル
- ゲームプランナーとして持っていると活躍できるスキル
✔︎記事の信頼性
この記事を書いている私は、一部上場企業のゲームプランナーです。
ゲームプランナーとして経験を積み、現在はディレクターとして中規模タイトルの進行管理・企画・仕様作成を行なっています。
ゲームプランナーにどんなスキルが必要か気になりますよね。
本記事では求められる最低限のスキルを解説した上で、持っていると活躍できるスキルも紹介します。
読み終える頃には、ゲームプランナーに必要なスキルが網羅的にわかりますよ。
ゲームプランナーを目指している方はもちろん、ゲームプランーとして伸び悩んでいる方にもおすすめの記事です。
関連記事 ゲームプランナーのキャリアプランは?現役ゲームプランナーが解説
ゲームプランナーに最低限必要なスキルは3つ
ゲームプランナーに最低限必要なスキルは以下の3つ。
- マネジメント力
- 論理的思考力
- 柔軟性
ひとつひとつ解説していきます。
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マネジメント力
ゲームプランナーは、プロジェクトに関わる様々なセクションを繋ぐ役割があります。
- エンジニア
- デザインナー
- シナリオライター
- デバッカー
- スクリプター
各セクションの進行管理やクオリティの担保、モチベーション維持など、チームをマネジメントするスキルが非常に重要です。
優秀なゲームプランナー は、コミュニケーション力はもちろん、各セクションの業務内容を把握し、正しく導くことでプロジェクトを成功に導きます。
論理的思考力
ゲームプランナーは各セクションへ企画や仕様を説明する際に、論理的に説明をして納得してもらう必要があります。
デザイナーやエンジニアに感覚で企画・仕様を説明しても理解してくれないどころか、「もっといい方法があるのではないか?」と反発されることも珍しくありません。
そこで、データを分析した結果から生まれた企画・仕様であることを論理的に説明する力が求められます。
自身がない方は、事前に書籍で学ぶのが良いでしょう。
ゲーム業界では広く愛されており、個人的にもおすすめの1冊です。
柔軟性
ゲームプロジェクトはあらかじめ納期が決まっているものの、多くの人が関わることやユーザーと常に向き合うため、イレギュラーな自体が多々発生します。
例えば急な仕様の変更があったとします。
- 仕様の練り直し
- エンジニア・デザイナーへ修正依頼
- データ作成
- デバック
- 本番環境への反映作業
各セクションが緊急対応としてバタつく中、ゲームプランナーは納期に間に合わせるべく、各所と連携・工数の管理をしなくてはいけません。
いつも通りの決まった動きではなく、柔軟に対応するスキルが求められます。
とはいえ、こればかりは”慣れ”の部分が強いので半年程度すれば自然とこなせるようになるでしょう。
ゲームプランナーとしてあると活躍できるスキル4つ

ゲームプランナーが持っていると活躍できるスキルは以下の4つ。
- 企画力
- 分析力
- 市場調査力
- 伝える力
ひとつひとつ解説していきます。
企画力
ゲームプランナーは”プランナー”とつくだけあり、企画を行うことが多くあります。
基本的には過去実績やユーザーデータの分析から最良なイベント・販売物を作成していくことが基本となりますが、ユーザーを飽きさせないため・ゲームを更に人気にするために斬新な企画が求められることもあります。
そんな時に、企画発表会で斬新な企画を発表することができれば、一気にあなたの評判は上がることでしょう。
しかし、勘違いてはいけません。
プランナーになりたい人の多くは”企画”の練習ばかりしますが、最も重要なのは先に説明した『マネジメント力・論理的思考力・柔軟性』です。
分析力
現代のソーシャルゲームはコンシューマーゲームとは異なりゲームリリース後も開発は続きます。
ユーザーの行動から生まれたデータを分析して、最良のサービスをユーザーに提供することで売上を上げるのが主な仕事です。
主に分析するのは以下の通り。
- UU
- DAU・MAU
- ARPU・ARPPU
- 継続率
- 課金率
これらのデータを分析して、ユーザーへの面白さと会社の売上を天秤にかけながら運営していくことは大変難しことです。
例えば売上を上げるために、『ARPPU』を増加させたい。
➡︎10連ガチャをすると、確定で最高レアリティのキャラクターが当たる
というイベントを行えば『ARPPU』は増加して売上の増加は硬いでしょう・・・
しかし、以下のようなデメリットもあります。
- 無課金ユーザーのヘイト
- 1度甘い蜜を知ったユーザーは2回目以降の開催を求める
- 廃課金ユーザーの不満(自分たちは高い課金で揃えたのに・・・)
- ゲーム全体の寿命を早める
- 次回イベントのお得感が下回った場合、売れない
上記のようなことが起こらない、利益とユーザー満足度をちょうど良くするために分析から最適解を探すスキルが求められます。
市場調査力
ゲームプランナーには市場調査力も求められます。
- 流行ゲームのイベント・販売物の把握
- 流行アニメ・漫画の知識(コラボ企画用)
- リリース予定のゲームジャンル市場
簡単にいうと”トレンドに敏感であれ”ということ。
ゲームはエンターテイメントであるということを認識しましょう。
例え面白いゲームだったとしてもトレンドに乗っていなければ売れない世の中です。
伝える力
個人的にはかなり重要だと考えているのが”伝える力”です。
これは先に述べたマネジメント力とは違い、『ユーザーへ良いものを良い』と伝える力を指します。
ゲームプランナーをしていると、「かなり良いイベントができた」「お得な販売物を作った!売れるはずだ!」ということが多々ありますが、実際には大した効果が出ないことがあります。
ユーザーの知り得ない詳細なデータを知っている私達は、潜在的なニーズまで汲み取り、素晴らしいイベント・販売物を作成しますが、ユーザーは見ただけではわかりません。
そこで、多少オーバーな表現を利用したり、言葉やPV・イラストでユーザーに楽しさを想像させるなどして『ユーザーへ良いものを良い』と伝える力が求められます。
面白い伝え方が思いつかない人も、悲しむことはありません。
私も全くと言っていいほど思いつきませんが、コロコロコミックやジャンプなど、そう言った表現が得意な書籍を参考にしてうまくやっています。
まとめ:スキルを習得してゲームプランナーとして活躍しよう

いかがだったでしょうか。
✔︎ゲームプランナーに最低限必要なスキル
- マネジメント力
- 論理的思考力
- 柔軟性
✔︎ゲームプランナーにあると活躍できるスキル
- 企画力
- 分析力
- 市場調査力
- 伝える力
これからゲームプランナーを目指す人、今より活躍したいゲームプランナーは上記のスキルを習得してみてはいかがでしょうか。
ゲームプランナーの業務内容は多種多様で、それぞれの業務で求められるスキルも多岐に渡ります。
今後は、ゲームアプリやオンラインゲーム市場の活性化に伴い、ゲームプランナーに必要とされるスキルはさらに増えていくことでしょう。
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